立春に食べておきたい食べ物・飲み物を完全網羅!これで春から縁起よし!

年中行事
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こんにちは、ぽんたろうです!

立春といえば、新しい季節に向けて何かをスタートさせるには絶好の日ですね。
そんな立春にふさわしい食べ物や飲み物があるんです!

是非これらの縁起物の力をかりて、幸先の良いスタートを切りましょう!

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「立春」の言葉がつく食べ物・飲み物

「春が立つ」と書いて「立春」と読む事から、立春とは、本格的な春の訪れを示す言葉です。
その言葉が使われる食べ物・飲み物という事は、当然立春に縁のある食べ物であるという事が言えます。

ここでは、立春にちなんだ様々な食べ物や飲み物をご紹介します。

立春の水

立春の水は、「若水」とも言われ、立春の朝一番に井戸で汲み上げた縁起の良い水を意味します。
神棚に備えた後、その水を使ってお茶を点てるなどして、清めました。

後に、その日にちが元旦の朝一番に変化しました。

立春朝搾り

立春の日の朝一番に搾りあげた、縁起の良いお酒の事を指します。

お酒は状態を見ながら製造するのですが、立春の日に合わせてお酒のコンディションをコントロールする為、「杜氏泣かせの酒」とも言われています。
その代わりその味わいは実にフルーティーで、予約しないと簡単には入手出来ない様です。

立春生菓子

立春生菓子は、

  • さくら餅
  • うぐいす餅
  • 椿餅

これら、いくつか種類があります。

共通点は、立春の朝早くに作りその日の内に食べる和菓子である事です。
季節を感じさせる立春和菓子を食べる事で、近付く春をお祝いするのです。

立春大吉豆腐

豆腐の白い色は、けがれを浄化してくれるとされています。
また、節分で鬼を退治する「豆」を原料とする豆腐は、同じく邪気を追い出してくれる縁起物として、立春の前日にいただきます。

「豆に過ごす」等とも言われる様に、大豆を原料としている豆腐は、栄養満点でもあり、昔から立春に食されているのです。

立春大福

現在では年中お店で購入出来るお餅も、昔はお祝い事でもない限り、口に出来る事はありませんでした。
そんな貴重なお餅を使った「大福餅」は縁起物として、立春に食べられていました。

ヨモギの新芽を使った大福餅を立春大福として、立春の時期店頭で売り出されています。

立春大吉餅

立春大吉餅

こちらも、縁起物のお餅を使った和菓子です。

立春大福との違いは、製造販売元にあります。
立春大福餅は、三重県伊勢市で有名な「赤福」で販売されています。

毎年2月になると、黒大豆と小豆を使用した2種類の味の大福餅が売り出されます。
節分の豆まきや豆が縁起物である事などから、祝いの和菓子として知られています。
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立春の頃に食べたい旬の食材

冬の厳しい寒さをじっと耐え忍んだ自然界の恵みは、私達に美味しさと栄養を与えてくれます。
特に立春の時期に旬を迎える食べ物は、凝縮された効能が期待出来ます。

お正月で疲れた体を労わる為にも、旬の食材を取り入れて、体調を整えたいものです。
具体的にどんな旬の食材があるのか、いくつかご紹介してみます。

ふきのとう

カリウムを多く含むふきのとうは、体内に蓄積した塩分の排出を促す効果があります。

食物繊維も豊富な上に、消化液の分泌を促進させてもくれます。

春菊

春菊に含まれるβ-カロテンは、風邪予防の効果があります。

春間近とはいえ、まだまだ底冷えの立春の時期に食すれば、健康な毎日が送れます。

大根

年中店頭で見かける大根ですが、特に冬場は寒さで甘みが増して栄養価が高くなります。

大根に多く含まれるジアスターゼは、消化を助けてくれるので、腸に優しい成分です。

ビタミンCも含むので、加熱せずに生ですりおろして食べる方法が、特におススメです。

れんこん

おせち料理にも登場するれんこんは、いくつか開いた穴を覗くと「先を見通す事が出来る」という事で、縁起の良い食べ物で知られています。

れんこんは、デンプンや食物繊維を多く含みます。
喉の痛みや二日酔いによる喉の渇きにも、症状を緩和する効果があります。

キウイ

キウイは、美肌成分であるビタミンCを非常に多く含む食べ物です。

立春の時期に食べごろになるキウイは、少し熟すのを待って食べる事をおススメします。
りんごを一緒に袋に入れておくと、早く熟すのでお試しあれ。

ゆず

ゆずは食するというよりは、食事にアクセントを付ける隠し味的な役割をしてくれます。
また、ゆずには冷え症やリュウマチに効果もあります。

お風呂の湯に浮かべて「ゆず湯」にすると、肌からも成分が浸透して温熱効果が得られます。
香りが良く、リラックス効果も期待出来ます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、立春に取り入れるべき食べ物と飲み物のご紹介をしてきました。

中には縁起物という意味合いが強い食品もあります。
しかし旬の食材のついては、その頃に食べると味も栄養価も最も高くなりますので、ぜひ積極的にとりたいですね!