新盆見舞いのマナーを総まとめ!金額・のし袋・服装などをチェック!

慣習
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子供のころは無邪気にはしゃいで楽しむだけだったお盆期間も、大人になると長い夏休みとは別に訪れる親戚づきあいに辟易してきます。

親戚づきあいの何が大変って、「マナーからそれることは許されない」という無言の圧力があること。

 

しかしこういったマナーは一度覚えてしまえばあとは楽ですから、事前に知識を入れて万全の態勢で臨みましょう!

今回は、新盆見舞いのマナーについて総まとめ!出かける前のマナーチェックで完璧な新盆をこなす!をテーマにお送りします。

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新盆見舞いとは?

新盆見舞いとは、故人が亡くなってから49日を過ぎて初めて迎えるお盆の際に供えるものをいいます。

 

故人が迎える初めてのお盆は、それ以降のお盆とは異なり手厚い法要を行います。

お盆も何度も回数を重ねると本当に身内だけの供養となっていきますが、新盆では多くの人を呼んで行うのが一般的です。

 

また、故人の親類だけではなく生前親しくしていたという人でも新盆見舞いを贈ることは可能です。

故人が初めて迎えるお盆ですから、新盆見舞いを持参し、なるべくお墓だけではなく仏前にも手を合わせておきましょう。

 

新盆見舞いの金額は?

新盆見舞いにはお葬式やお通夜と同じく、供養のためのお金を用意しましょう。

新盆見舞いで贈る金額は故人との関係性によって異なります。

 

近しい親類であれば3万円ほど、

遠い親類なら1万円、

故人と友人で法要にも参加するなら1万円、

それ以外では5千円ぐらいが相場です。

 

持参するお供え物は、3,000~5,000円ぐらいがいいでしょう。

 

しかしこういった金額の相場は地域によって大きな差がありますので、何事も豪華に行う地域なら少し多めに、人付き合いが希薄なら少し少なめになどの調整をしてもいいでしょう。

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新盆見舞いののし袋やその書き方

新盆見舞いののし袋の表書きは「御仏前」「御供物」「御提灯」のいずれかになります。

御仏前の不祝儀袋が一番使いやすいかと思います。

 

自分の名前は「御仏前」などの下余白部分に書いてください。

故人との関係によっては、夫婦連名であってもかまいません。

 

不祝儀袋の水引は黒白結び切りが一般的ですが、黄白や黒銀白、双銀なども可能です。

また、袋と中に入っている金額は釣り合うようにしてください。

豪華な水引なのに金額は少ない、などアンバランスなものは好まれません。

 

[su_note note_color=”#fefed4″]
・表書きは「御仏前」「御供物」「御提灯」
・水引は結び切りか鮑結び
・水引は「黒白」「黄白」「黒銀白」「双銀」
・水引の本数は双銀7本か10本、それ以外は5本か7本
・不祝儀袋と金額は釣り合うように
[/su_note]

 

新盆見舞いの服装は?

最後に、新盆見舞いに伺う時の服装についてみていきましょう。

新盆以外のお盆では派手な服装でなければどんなスタイルでも構いませんが、新盆は大勢の人が集まり会食するので基本は喪服です。

 

しかし喪服と言ってもかしこまって着物まで用意する必要はないでしょう。

夏の暑い時期ですし、動きやすい洋装で問題ありません。

 

また、新盆の法要を墓前で行う地域もありますので、夏の日差しに負けないように夏用ジャケットの下には半袖を着ておくなど体調を崩さないように調整しておくと楽ですよ。

 

着慣れない服だといつもより汗をかきやすいので、汗取りシートなども持っておくと安心かと思います。

 

新盆であっても近しい親類だけで執り行う場合には、喪服でなくともいい場合があります。

この時には思い切って新盆を行う家の人に直接聞いてみてもいいでしょう。

 

まとめ

お盆は毎年あるものですが、「新盆」は特別ですからとても気を遣いいますよね。

新盆を行う家では法要だけではなくその後の会食などでも大きなお金を使います。

失礼のないように、きちんとマナーを守り気持ちよく新盆を終えられるようにしたいですね!