土用丑の日2017年はいつ?その意味とうなぎを食べる由来も解説!

慣習
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日本全国、毎年土用の丑の日を心待ちにしている皆さんは多いことでしょう。

 

この日だけは高いうなぎを食べることを許可されるというお父さん。

いつもは財布のひもが固いお母さんも、つい緩みがちになるその日をめがけて「土用の丑の日うなぎうんちく」を蓄えておきましょう!

 

今回は、2017年の土用の丑の日はいつなのか、その意味とうなぎを食べる由来も解説していきます。

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2017年の土用丑の日はいつ?

毎年夏の時期になると、テレビメディアでも盛んに「土用の丑の日」をプッシュしてきますね。

 

毎年、毎年、同じ話題ですが、気づいている人は気づいているはず。

「夏の土用の丑の日が2回くる年がある」ということに…。

 

そして、今年2017年こそが、その土用の丑の日が2度くる「チャンス年」なんです!

うなぎ好きのお父さんは歓声を上げたくなるプチ情報ですね!

 

肝心の2017年、夏の土用の丑は
[su_note note_color=”#fee4f7″]
7月25日火曜日(一の丑)
8月6日日曜日(二の丑)
[/su_note]

となっています。

スケジュール帳に忘れずメモしておきましょう!

 

土用丑の日の意味とは?

ここからは土用の丑うんちくに入ります。

そもそも土用の丑の日って、どういう意味合いを持つ日なのでしょうか?

 

まず、土用の丑の日は「夏だけにあるものではない」ということを抑えておいてください。

土用の丑の日は季節ごと、年に何度も訪れるのです。

 

大抵は4つの季節に一回ずつですが、暦によっては年4回以上、6回訪れることもあるんですよ。

 

そもそも土用って何?

土用とは、4つの季節の始まりの前18日間を指します。

立春・立冬・立秋・立夏の前の期間を古い言葉で「土用」と言います。

 

丑の日とは?

そして丑の日とは、その土用の期間にくる「丑の日」のことです。

昔は暦を干支で表し、その中の「牛=丑」となり、土用の期間中の丑の日を略して土用の丑というんですね。

 

夏以外の2017年土用の丑の日

4つの季節にある土用の丑の日、今年2017年は通年で6回訪れます。

2017年夏以外の土用の丑の日は以下の通りです。
[su_note note_color=”#fefed4″]
1月26日

4月20日

5月2日

10月29日
[/su_note]

土用丑の日にうなぎを食べる由来とは?

最後に、土用の丑の日にうなぎを食べるようになった由来について解説します。

 

土用の丑の日は平賀源内がはじまり

土用の丑の日にはうなぎ、これを語るにはまず江戸時代に活躍した偉人「平賀源内」について知る必要があります。

 

平賀源内はその当時、唯一無二の類稀なる才能を持ち、美術、医療、書籍、発明にと惜しむことなくその才を発揮し名を馳せた人物です。

 

その平賀源内が、「夏になるとうなぎがとんと売れなくなる」と肩を落とすうなぎ屋の為に一肌脱いだ結果が「土用の丑の日にはうなぎ」が定着した由来になります。

 

平賀源内がただの一筆で!?

その源内が、うなぎ屋を繁盛させるキャッチフレーズとしたのがこの一言。

 

「本日、土用丑の日」。

 

元々、体が弱る土用の丑の日には「う」のつくものを食べる、という習慣が日本にはあったため、「あっ」という間にこのキャッチフレーズは一般に浸透したようです。

 

それにしても、困るうなぎ屋の為に思いついた「土用の丑に「う」のつくもの=うなぎ」という発想がすんなりできてしまうあたり、さすがの天才肌としか言いようがないですよね。

 

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じゃぁ「うなぎ」じゃなくてもいいの?

由来を聞くと、「なんだ、うなぎ屋にのせられているのか」と少し気分が興ざめしてしまう方もいらっしゃるかもしれませんね。

しかし土用の丑の日、特に夏の丑の日にうなぎを食べるのは体にとってとても理にかなっていることなのです。

 

だからこそ、現代でもこの習慣が途切れず続いているのかもしれませんね。

 

うなぎには良質なたんぱく質や青魚に多く含まれる不飽和脂肪酸、多様なビタミン・ミネラルが含まれ、うなぎは「夏に失いがちな栄養素」がすべて賄える食材と言っても過言ではありません。

 

「疲れて体が動かない」「夏バテで食欲がない」といったときにうなぎを食べるのは、実はとっても効率がいいんですよ。

 

まとめ

土用の丑の日うんちく、楽しんでいただけましたか?

平賀源内は日本のダ・ヴィンチとも呼ばれる「才能の塊」のような存在です。

土用の丑に家族みんなでうなぎを食べるときには、うるさくならない程度に土用の丑の日うんちくを披露してみてください!