こんにちは、ぽんたろうです!

あなたのお宅では、鏡餅はどこに飾っていますか?

もともとは神様にお供えする風習だった鏡餅。
それならば、少なくともその意味だけでもしっかり把握しておきたいところです。

本来の鏡餅を飾る場所や方角、そして逆に飾ってはいけない場所を徹底調査しました。
これまで何気なく飾っていた鏡餅に、ひと工夫生まれれば嬉しいです!

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鏡餅を飾る場所は?

武家では男子は床の間に具足(鎧兜や武具など)とお餅を飾り、女子は鏡台にお餅を飾り新年を祝う風習がありました。
これが一般庶民の間に伝わり、鏡餅の原型になったと言われています。

武家では床の間と鏡台に飾られていた鏡餅ですが、庶民に広く伝わるにつれ、古くからある土着信仰と結びつき、様々な場所に飾られるようになりました。

日本では古来より八百万の神(やおよろずのかみ)と言われるように、数多の神様が信仰されています。
その中でも、生活に密着した神様を、家のそれぞれの場所でお祀りしていたようです。

荒神(こうじん)・竈神

荒神様・竈神様は火やかまどの神様。

火は生活に必要不可欠なものですが、一方では火災を起こし、生活の基盤を奪いかねない恐ろしい神様でもありました。
火を使う台所の安全を願い、大切にお祀りしましょう。

荒神様・竈神様への鏡餅は台所(キッチン)にお供えします。

納戸神

納戸と言えば物置といったイメージが強いかもしれませんが、古来、納戸では穀物や衣料品など財産といっても良いものを保管していました。
このため納戸神様は主婦の神、家内安全をつかさどる神様として信仰されています。

現在では、納戸ではなく寝室や子供部屋などに鏡餅をお供えします。

厠神

「トイレの神様」という歌がありますが、そこに登場するのがこの厠神様。

妊娠中、トイレ掃除をすると良い子ができるという話を聞いたことはありませんか?
これは厠神様が女性の出産に関わる神様だから。
出産を控えた妊婦さんがトイレにお参りをする風習のある地域もあります。

厠神様へは鏡餅をトイレにお供えします。

水神

名前のとおり、水神様は水回りや井戸などの水に関わる神様です。

火と同様、生活になくてはならないものでありながら、時には水害や干ばつをも引き起こす怖い神様でした。
安全に水が供給されることを祈って丁寧にお祀りされていたことが伺えます。

水神様へのお供えは、井戸や手洗い場、お風呂などに鏡餅を飾ります。

神床

神様専用の床の間を神床と言います。

もともと、床の間は身分の高い人や、神様の座る場所として設けられた場所。
なかでも神様専用の床の間である神床は、大きな備え付けの神棚のような見た目をしています。

神床はもちろん、床の間にも家内で一番大きな鏡餅をお供えするのが一般的です。

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鏡餅を飾る方角や方位は関係ある?

鏡餅は年神様が宿る依り代ですから、新年に訪れた年神様が迷わないようにお供えすることが大切です。
床の間がない家庭では、お仏壇や神棚に家で一番大きな鏡餅をお供えします。

地域によっては「年徳棚」や「恵方棚」と呼ばれる専用の棚を設けてお祀りする場合も。

 

しかし床の間やお仏壇がない家庭や、棚を設けるスペースが取れない家庭もあるでしょう。
そういった場合は、その年の恵方に鏡餅を飾りましょう。
新しい年の吉方、恵方巻きの恵方です。

 

注意すべきなのは、新年の恵方にお飾りすること。
旧年の恵方ではないので間違えないようにしましょう。

それでもスペースの確保が難しいようであれば、飾れるところに飾っても大丈夫。
訪れた年神様が迷わないよう、周囲をきれいに片付けてお祀りしましょう。

鏡餅を飾ってはいけない場所はどこ?

鏡餅を置いてはいけない場所はあまりないようですが、地域によっては玄関やお風呂場、トイレなどに飾るのを嫌う場合もあるようです。

これには、

  • 玄関は家の下座にあたる点
  • お風呂場やトイレが不浄の場であること

これらの要因が関係しているのでしょう。

古いしきたりにはそれなりの根拠があるもの。
来客のある玄関や、菌の多いお風呂場、トイレなどを避けて、食中毒から身を守っていたのかもしれません。

しかし八百万の神が存在する日本では、玄関である土間にも神様がいたり、水神や厠神のためにお風呂場やトイレに鏡餅を飾る地方もあります。
一番いいのは地域の風習に倣って飾ることです。

それでも、マンションなどの限られた室内で飾る場所が確保できない場合は、あまり遠慮せずに飾れる場所に飾っても大丈夫ですよ。

まとめ

鏡餅は一つではなく、たくさん飾る様式もあることがわかりましたね。

この機会に、住んでいる地域ではどのようなところに鏡餅を飾るのか調べてみるのもいいかもしれません。

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