まな板を除菌する3つの方法!カビを予防する5つの方法も紹介!

生活
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お宅では、まな板のお手入れはどうされていますか???
お口に入るものに触れるまな板ですので、除菌方法にも気を使いますよね。

今回は、まな板の除菌方法を3つ、そしてカビの予防方法を5つご紹介します。
これまでのご経験に加え、少しでもプラスアルファの発見があれば幸いです。

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まな板の漂白方法

それでは、まな板の漂白方法を3種類ご紹介していきましょう。

どれもご家庭にある用具を使用しますので、手軽にできるものばかりです。

液体の漂白剤を使う

まず、まな板をよく洗っておきます。
これは、漂白剤ではこびりついた汚れを落とすことが出来ないため。
なのでまな板をよく洗い、汚れを根本から解決しておくことが大切です。

まな板全体を覆うように、白物のふきんを被せます。
漂白剤は、水1lに対して漂白剤10mlの濃度で薄めておきましょう。

薄めた漂白剤に、ふきんを被せたまな板を沈めます。
そのまま30分ほど放置すれば漂白の完了です。

最後に流水でよくすすぎ、清潔なふきんで水気をふき取ること。
漂白後はよく乾燥させると、カビや臭いを予防できます。

注意点としては、色柄物のふきんを使わないこと。
キッチン用の塩素系漂白剤は、付近の色柄を落としてしまいます。

漂白剤を薄める濃度にも注意しましょう。
薄めすぎると効果が弱くなりますし、濃すぎるとまな板やふきんを傷める原因となります。

この方法は木製のまな板には向きません。
天然素材である木のまな板は、水分を吸収する力が強いもの。

漂白剤が木目の中までしみ込んでしまうと、すすいでも落ちにくく、残留物が食材に悪影響となる可能性があるからです。
漂白剤はプラスチックのまな板に使用しましょう。

どうしても木製のまな板に漂白剤を使いたい場合は、漂白剤を通常のさらに50%ほどに薄め、表面を軽く洗う程度に止めます。
残留物が気になる場合には、プラスチック製のまな板であっても、漂白剤の使用は控えたほうが無難でしょう。

重曹を使う

まな板はきれいに洗っておきます。
まな板の汚れが気になる部分に重曹をふりかけ、上から少量の熱湯をかけます。

熱湯により重曹がペースト状になったら、スポンジやスプーンなどでまな板全体に塗り広げ、ラップで密閉します。
そのまま1時間ほど放置します。

1時間が経ったら、スポンジなどを使い、重曹でまな板を磨くように擦っておきましょう。
更に酢をふりかけ、重曹が発泡し始めたら、泡を利用して全体を洗浄します。

最後によくすすいで、乾燥させて完了です。

重曹のタンパク質を分解する効果と、研磨効果、酢と合わせることによる発砲で、まな板の黒ずみを落とします。

重曹は必ず食用のものを利用しましょう。
口に入っても害のない洗浄成分を使用するため、木のまな板を洗うこともできます。
残留物も気にならず、安心ですね。

その他のまな板の漂白方法

他に、粗塩や粉末クレンザーでも、まな板を擦り洗いすることができるようです。

また、木製のまな板で黒ずみが気になる場合には、カンナや紙やすりで表面を薄く削り、黒くなった部分を取り除くという方法もあります。
紙やすりを使用する場合には100~150番の粗目で削ったあと、240番の細目で表面を整えます。

まな板のカビ予防法

次に、まな板のカビ予防対策を5つご紹介します。

日頃のひと手間が、キレイなまな板を保つ大きなコツです!

使用後は必ず洗剤で洗う

まな板の表面に食材の水分や繊維などが残っていると、それらを栄養としてカビが発生しやすくなります。

使用後は必ず洗剤を使って洗浄しましょう。

まな板の傷に入り込んだ汚れを取り除く

まな板の細かな傷に入り込んだ汚れも、カビの原因になりやすいもの。
たわしでゴシゴシ洗いし、汚れを掻き出すと良いでしょう。

重曹や粗塩、粉末クレンザーなどでも同様の効果を得られます。
特に木製のまな板では、日常的にたわしで擦り洗いすることが長く清潔に使うコツでもあるようです。

洗浄後はよく乾燥させ、水気を残さない

まな板の黒ずみの原因であるカビは、ジメジメした環境が大好き。
逆に乾燥した環境では繁殖できませんので、まな板は常に乾燥させておくようにしましょう。

しかし、急激に乾燥させるのは要注意。
特に木製のまな板は急激な乾燥に弱く、ひび割れやゆがみの原因となります。
ですので、食器乾燥機の使用は厳禁です。

熱湯消毒を行う

カビは熱に弱く、多くのカビが40℃以上で死滅すると言われています。
しつこい黒カビであっても、60℃で死滅するそうです。

週に1度、できれば毎日熱湯消毒を行えば、カビの増殖を防げます。
ただし、熱湯消毒にはカビを死滅させる効果はあっても、カビが付かないようにする効果はありません。
完全にカビの発生を止めるには、薬剤などを使った滅菌も並行して行う必要があるようです。

また、プラスチック製のまな板は熱に弱いため注意が必要。
特に薄いタイプのものは変形の恐れがあるため、熱湯消毒は避けた方がいいでしょう。

薬剤を使う

アルコール消毒液、漂白剤、除菌ができる食器用洗剤などを使って除菌を行うことで、カビを予防する方法です。
それぞれの使用法をよく読み、正しく除菌を行いましょう。

あらかじめまな板をきれいに洗ってから除菌を行い、その後きちんと乾燥させることで、より効果が高くなります。

まとめ

まな板の材質によって、除菌や漂白方法にも向き不向きがあることがわかりました。

適切な除菌方法で、清潔にお料理を楽しみたいですね。