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アシナガバチの巣作りを予防する9つの方法!巣が完成する前にできること

害虫
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春から秋にかけて活発に活動をするアシナガバチ。
特に小さなお子さんのいるご家庭では、庭や軒先に巣を作らないか心配ですよね。

今回は、アシナガバチの巣作りを予防する方法を9つご紹介します。
身近な危険は、先手必勝で対処していきましょう!

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ハチが好むものを置かない

ハチは甘い匂いに引き寄せられます。
飲み残しのジュースの缶や甘い匂いのする花、柔軟剤の香りにも寄ってきます。

花のプランターの置き場所を変えたり、春の間だけ香りの控えめな柔軟剤に変えるだけでも予防になります。
またハチが攻撃しやすい黒色のものを、家の周りに置かないようにしましょう。

市販の殺虫剤、虫除け剤を使う

アシナガバチが巣を作り始めるのは春です。

4月から6月に軒下や大きな木、垣根など日当たりがよく雨の当たらない場所にハチ用の殺虫剤をスプレーしておくとハチが巣を作りにくくなります。

草木の多くない街中では、吊るすタイプの虫除けを吊るしておくだけでも効果があります。

木酢液を置いておく

木酢液は、木材を焼いて炭を作るときに発生する煙を冷やして液体にしたもので、主にガーデニングに使われます。
この木酢液が発するスモークのような匂いにハチを寄せ付けない効果があります。

木酢液と水を1:1で混ぜて、ハチの来てほしくない場所へ置いておくだけと簡単です。
木酢液は、ホームセンターやドラッグストアで買うことができ値段も様々ですが、匂いの強い方が効果があります。

またこの濃度の木酢液は、植物やプランターの土につくと植物に悪い影響を与えるので注意してください。

ハッカ油スプレーをかけておく

ハッカ油は天然素材で体に優しく、体や植物に付いても大丈夫です。

水200mLに対してハッカ油60滴を入れて混ぜ、スプレー容器に入れたら完成です。
ハッカ油はドラッグストアで買うことができます。

効果があまり持続しないというのが弱点なので、家の周りの巣作りされやすい場所に何度かスプレーするようにしましょう。

木や草の手入れをしておく

アシナガバチの巣の材料は草や木です。
材料があるとその近くの家にも巣を作ります。

庭の木や雑草の手入れをし、材木や刈り取った草は放置せず早めに片付けるようにしましょう。

ダミーの巣を吊るしておく

SNSで話題になった方法です。
新聞紙を丸めるなどしてハチの巣の大きさにしたら、ハチの巣に見立てて木や軒下に吊るしておきます。

先に巣を作ったハチがいるとわかると、他のハチは巣作りをしないというアシナガバチの習性を利用した対策です。
リーズナブルで簡単なのでやってみる価値はありそうです!

防虫ネットを張る

物理的にハチを寄せ付けないためには、防虫ネットが有効です。

小さい子供がいて、殺虫剤や木酢液の使用に不安があるときや、毎年巣を作る場所があるときに使えます。

見た目はよくありませんが、巣作りが終わる7月にはネットを外してOKです。

水をかけて湿らせておく

アシナガバチは日当たりがよく雨の当たらない場所に巣を作ります。
逆に言えば湿っている場所、日の当たらない場所には巣を作りません。

巣はないけど庭先でアシナガバチを見かけるようになったら、アシナガバチが巣作りできる場所を探しにきているということ。
毎年巣を作られるところや家の軒下などに水をかけて湿らせておけば、アシナガバチを諦めさせることができます。

ただし傷みやすい家の壁や、カビの生えやすい柱などは濡らしすぎに注意です。

巣は小さいうちに取り除く!

大きさが4〜6cmほどの作り始めの巣を見つけたら、できるだけ早く駆除しましょう。

最初は女王蜂だけで作っていますが、巣が大きくなるに連れ働きバチの数も増え、より攻撃性を増してきます。
一方女王蜂は大人しく、攻撃性も低いため殺虫スプレーなどですぐに駆除することができます。

すでに働きバチが多く出入りしていたり、周りを飛び回っているようなら、巣を壊されると興奮して攻撃してくる可能性があります。
防護服を着て対処するか、専門の業者に頼む方がよさそうです。

また、駆除は働きバチが巣に戻っている夜22時から朝6時の間に行うことが大事です。

まとめ

アシナガバチは巣に近づいたり刺激しない限り攻撃しない種類のハチとされています。

万が一アシナガバチの個体や巣を見つけても騒がず冷静に対処するようにしましょう。