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送り火はいつやるもの?時間や雨天のときなどさまざまな作法を解説!

年中行事
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送り火はお盆行事ではとても大切な意味を持つものです。

しかし、近年はお盆行事自体をすることも少なくなり、正しい作法についてしっかり理解している!という人は少なくなってきている気がします。

今回は、送り火とは本来いつやるものなのか、様々な送り火の作法についても細かく解説していきます。

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送り火の意味

まずは送り火に込められた意味をもう一度おさらいしましょう。

お盆に先祖の霊をこちらの世界へ迎い入れるのが「迎え火」、先祖の霊が再び霊界に戻っていくのを見届けるのが「送り火」です。

送り火を行うことは、先祖の霊が帰っていくのを最後までしっかり見守りましたという意味を持ちます。

 

送り火はいつやるもの?

送り火は一般的にお盆最終日の8月16日の夕方に行います。

送り火で使う火は、先祖があちらの世界へ帰るのを「私たちはちゃんと見ていますよ」という意味を持ちますから、火が良く見える暗い時間帯に行うのがベストなんです。

 

送り火の時間は?

その送り火の時間、細かく言うとどのあたりかというと、17時から18時頃がベストでしょう。

夏は暗くなるのが冬よりもかなり遅いですから、夕方というよりは夜に近い時間帯になってしまうかもしれないですね。

 

送り火は雨天の場合はどうする?

毎年送り火が晴天とは限りません。

もし大切な送り火の日に、雨が降っていたり風が強すぎるなど天候が悪いときにはどうしたらいいのでしょうか。

 

小雨程度ならそのまま送り火を行うことも可能ですが、雨の量が多いときには庭先や玄関に盆提灯をさげて送り火の代わりとすることもできます。

雨だけではなく、風が強すぎて危険が伴う場合にも、盆提灯で代用しましょう。

送り火のその他の作法

最後に、送り火の基本的なやり方と様々な作法についてご紹介します。

送り火の基本的なやり方

まずは送り火の基本的なやり方をおさらいしましょう。

 

・日時・・・8月16日の夕方

 

・用意するもの・・・おがら(麻の茎の皮)、火だね、焙烙

 

・やり方・・・玄関先に焙烙(急須のような器)を置き、その上におがらを積み上げて火をつけます。

煙がでますが、この煙がご先祖様が帰る道への道しるべとなります。

おがらが完全に燃え切ったのを確認し、燃えカスは紙に包んで捨てましょう。

 

ナスやキュウリの処分

迎え火の際に用意したナスやキュウリは、地方によりその処分方法が異なるようです。

送り火の際におがらとともに燃やす地域もありますし、灯篭流しの際に一緒に流してしまう地域もあります。

 

このような風習が特に見受けられない場合には、清めるためにナスやキュウリを洗うか清めの塩をかけて土に埋めてもいいでしょう。

「食べる」というのも一つの選択肢です。

 

集合住宅の迎え火・送り火

迎え火や送り火を行いたくても、集合住宅では難しいですよね。

そんな時は、雨天時と同じ要領で玄関先に盆提灯をともしましょう。

この際に使う盆提灯の火は本物ではなく、電灯式のものであれば尚いいですね。

 

どんな気持ちで送り火をするの?

迎え火と送り火は、あの世のものとこの世のものが交わるため・別離するための儀式です。

これを行うことで、ご先祖と自分たちにとって特別な期間であるお盆の始まりと終わりにけじめをつけることができます。

 

そもそもお盆の迎え火は、生きているものが亡くなった人に再び会いたいという気持ちからきているものです。

送り火の際にはまた悲しい別れが来るわけですが、だからこそ「来年もまたうちに来て、ゆっくりしてください。」という穏やかな気持ちを持って送り火を行ってみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

お盆は体を休める期間!と考えている人も多いでしょうが、それはご先祖様の霊にとっても同じようです。

お盆の間、ご先祖様の霊も自宅でゆっくりのんびりできるように、きちんとした作法でお盆を終えたいですね。