こいのぼりや兜人形を飾って、子供の成長を祈願するこどもの日。
こどもにとっては、誕生日、クリスマスに次ぐイベント事かもしれません。
誕生日やクリスマスといったイベント事でしたら、こどもにプレゼントをあげるのは一般的です。
でもこどもの日までプレゼントをあげる必要はあるのでしょうか?
親や親戚としては悩みどころですよね!
ここで、他のご家庭ではどのようにしているのかを調べてみましたので、参考にしてみてくださいね!
こどもの日にプレゼントはあげる?
そもそも論になってしまいますが、こどもの日にプレゼントをあげる必要性はあるのでしょうか?
こどもの日は「端午の節句」は菖蒲などを使って邪気を払う儀式として中国から伝わったのが始まりのようです。
ですので「菖蒲の節句」と呼んだりもします。
日本では鎌倉時代頃から、男の子の成長を願う儀式として変化してきたようです。
端午の節句ですることといえば、ちまきや柏餅を食べたり、こいのぼりや武者人形を飾ったりします。
ですので、あえてこどもにプレゼントをあげる慣習は本来はないものでした。
しかしルーツを辿ってどうのこうの言っても現代とならわしが違うものなどたくさんありますし、意味はないですよね。
では、現代においての端午の節句=こどもの日においての慣習はいかがでしょう。
これには各家庭の経済的な環境にもよりますが、こどもの日までプレゼントをあげれいる家庭というのは少数かもしれません。
家族で食事に行ったり、記念写真を撮影したり、どこかへ遊びに行ったり。
物を与えるというよりは、思い出を残すというかたちで子供の成長を祝うことが多いようですね。
しかしこれは環境にもよります。
例えば両親が離婚などで片親の場合は、どうしてもこどもに寂しい思いをさせてしまいがち。
その寂しさを紛らわすという面目で、プレゼントを買い与える親御さんもいらっしゃるようです。
これには賛否両論あるようですが、その家庭の考え方次第といったところでしょうか。
そして、両親は買い与えなくても、おじいちゃんやおばあちゃんがプレゼントをあげるという場合。
「目に入れても痛くない」ほど可愛いお孫さんのこと。
やはり何かの節目には、お孫さんの喜ぶ顔が見たい気持ちも分かります。
そういった環境では祖父・祖母からの贈り物というケースは多いです。
でもこれはこれで良いことなのではないでしょうか。
きっかけがないと、なかなかお孫さんとふれあう機会がない場合、こどもの日のプレゼントをあげるという名目で、みんなで食事に行ったり、お出かけしてみたり。
物を与えるという物欲的な意味合いだけでなく、プレゼントというならわしには、いろいろな効果があるのです。
こどもの日にプレゼントはいつまで?
では、こどもの日にプレゼントをあげるとすれば、何歳まであげるのでしょうか?
これもその家庭の環境によることが大きいです。
プレゼントをあげる習慣のある家庭では、子供が大きくなるまで続くようですし、そうでない家庭では最初から全くプレゼントは無しと言った感じ。
一般的には、小学校を卒業するまでとか中学校を卒業するまでなど、区切りの良い年齢まであげるという家庭が多いです。
ただある程度子供が大きくなってくると、父の日や母の日にプレゼントをくれる優しい子供さんもいらっしゃいます。
そうなってくると、子供からプレゼントをもらうのに自分があげないのでは何だか気まずいですよね。
そういう習慣になった家庭では、子供が大人になってもプレゼントをあげ続けるようですね。
こどもの日のプレゼントでおすすめは?
子供にプレゼントをあげるときに難しいのは、まだ子供が小さい年齢の時期です。
小学校高学年以上の年齢になってしまえば、自分から欲しいものを言ってくるようになります。
しかし未就園児くらいの年齢ですと、なかなか欲しいものを聞き出すのが難しいですよね。
そこで他の家庭ではどのようなものをプレゼントしているのか?
ちょっと参考にしてみてくださいね。
男の子の場合
男の子の場合は、親が一緒に遊べるものや、動くもの、壊れにくいものに人気があるようです。
年齢にもよりますが、
- 自転車
- ジグゾーパズル
- ぬいぐるみ
- パズル
- 日本地図、世界地図、地球儀
- スケボー
- お菓子
- アンパンマンなどのキャラクターグッズ
- 積み木
このようなところが人気のようです。
中学生や高校生になったら「現金が欲しい」と言ってくることも^^
女の子の場合
女の子は3月3日の桃の節句に祝うことが一般的です。
でも兄弟に男の子がいたりする場合は、さすがに女の子だで何もあげないわけにはいかないですよね。
おませさんな女の子の場合は、身に着けるものや食器類などが喜ばれるようです。
- 帽子
- 手袋
- マフラー
- コート類
- 靴、ブーツ
- エプロン
- スプーン・フォーク
- おままごとセット
このあたりが人気のプレゼントのようです。
ここで、衣類をプレゼントするときの注意点として「素材」があります。
帽子やマフラーといった、直接肌に触れるものはチクチクしたりすると子供は特に嫌がります。
この辺は事前に子供の好みをリサーチしておく必要がありますね。
まとめ
今回は、こどもの日にプレゼントをあげる必要はある?をテーマにお伝えしてきました。
これは各家庭の状況や教育方針などで様々なケースに分かれるようです。
ただプレゼントという物の価値よりも、それをきっかけにコミュニケーションを取るのが目的の場合も多いようです。
そういった観点であれば、こどもの日に限らずプレゼントがもたらすふれあいの場を増やしてみるのも良いかもしれませんね!