「収納が沢山あるお家ならこんなことしなくていいのに!」
と思いながら衣替えをしている方も多いかもしれませんが、衣替えは整理整頓の大チャンス!
正しい衣替えの方法を知って、ミニマムな生活をしてみましょう。
今回は、衣替えの季節と季節ごとに違う衣替えのコツについてご紹介します。
衣替えの時期はいつがベスト?
秋の衣替えは気温が20度を下回るころ、春の衣替えは3~5月に数度行うのがベストなようです。
その理由についてみていきましょう。
春の衣替え
春の衣替えは暖かくなり始めた3月に厚手のコートやセーターをしまい、4月には冬物のほとんどを、5月に夏物を出すというように衣替えしましょう。
春は一日の中の温度の変化が激しく、早い段階から冬物をすべてしまうと急に寒いときや夜のお出かけに着るものがなくなってしまいます。
GWですべての衣替えを終えるように意識しつつも、あまり冬物をしまいすぎないように注意しましょう。
秋の衣替え
秋の衣替えは9月下旬から10月頭、気温が20度を下回るころに始めます。
夏物をしまうときには汚れをすっかりきれいにしてから収納しないと、汗による汚れが翌年に持ち越され黄ばみが発生してしまうことがあるので注意してください。
春の衣替えのコツ
まずは春に行う衣替えのコツからご紹介します。
厚手のものはクリーニングに出す
衣替えの際、厚手のジャケットやコート、ニットなどは必ずクリーニングに出しましょう。
厚手のものは自宅で選択せず、冬中ずっとそのまま着ていることが多いため、汚れが蓄積しています。
防虫対策
夏にはダニや服の繊維を食べる虫が繁殖しますから、春に行う衣替えの際にはしっかりとした防虫対策が必要になります。
防虫剤は空気より重たいので、必ず衣装ケースの上部におくようにしましょう。
また、防虫剤を入れすぎると衣類のシミの原因となりますので、使用量はしっかりと守ってください。
衣類ケースの使い方
衣類ケースに衣服を入れる際、寝かせて入れる人が多いようですが縦に入れて収納するようにしましょう。
こうすることで衣服を取り出しやすくなりますし、一番下にある服がつぶれるのを防ぐことができます。
秋の衣替えのコツ
まずは収納場所のお掃除
秋の衣替えでは、夏の間に増殖したであろうダニなどの虫を駆除するために、まずは収納場所の掃除から始めましょう。
衣装ケースの中もくまなく綺麗にしてください。
夏服は念入りに洗う
冒頭でもご紹介しましたが、夏服には汗が染みこんでいるためしまう前にしっかり洗うことが大切です。
特に白シャツは襟元と袖もとに黄ばみが集中しますので、汚れが落ちない場合にはクリーニングに出して徹底的に白くしてもらいましょう。
コート類は袋付きのままかけておく
本格的な冬を迎えるまでは、コート類はクリーニングに出した袋に入れたままクローゼットの取りやすい位置にかけておきましょう。
「今日からは厚手のコートかな?」と思ったときにさっと取り出して着ることができます。
大掃除の前に衣類の整理を
冬の大掃除を迎える前に、秋の衣替えで衣類の整理を行いましょう。
不要なものは処分します。
処分の目安としては、しばらく着ていないもの、ほつれや大きな汚れがあるもの、流行が終わってしまったものは処分する。
といった具合に考えていくと「勿体なくて捨てれない」ことから結局ものが減らない、という負のスパイラルを抜け出せます。
まとめ
春と秋の衣替えでは、注意するポイントもやり方も少し異なるんですね。
最近はファストファッションのおかげで「箪笥の肥やし」も増えがちですから、年二回の衣替えをきっかけに衣類も少しずつ整理してミニマムな生活をしてみてくださいね。