じめじめする梅雨時期から夏の終わりにかけて、ちょっと油断すると出てくる布団のカビ。
布団のカビは見た目に悪いだけではなく、健康を害する恐れもあるので放置しておけませんよね。
なんとかカビを出さないために、今年はカビ対策もしっかりと行っていきたいものです。
今回は、布団のカビ対策になる布団乾燥機の活用法と、除湿シートやすのこの有効性についてご紹介します。
布団のカビ対策で布団乾燥機の活用法
布団乾燥機はカビやダニの対策として活用できる便利なものですが、冬だけ使用して夏場は閉まっておいているという人も多いでしょう。
夏場でも布団乾燥機を使用することで、布団のカビを予防する効果が期待できます。
布団のカビとなる原因は湿気です。
この湿気は、室内の湿気もありますが寝汗や床と布団の間に生まれる温度差による結露も含まれます。
布団の湿気をとる為には、起きたらすぐ布団乾燥機をかけるようにしましょう。
ダニの繁殖も気になる方は「ダニ撃退コース」付きの乾燥機を購入し、使用してください。
布団乾燥機を使用する上で注意したいのが、「乾燥機をかけたから安心」と思い込んでしまうことです。
布団乾燥機をかけても、湿気の多い季節はそれで十分とは限りません。
布団乾燥機をかけていても数日敷きっぱなしの布団では、カビが発生してしまうこともあります。
布団乾燥機をかけた後は布団を上げて、きちんとしまうようにして下さい。
布団のカビ対策で除湿シートの活用法
布団のカビ対策として使えるものに、布団用の除湿シートがあります。
除湿シートはベッドのマットレスとシーツの間に入れておく、敷布団とシーツの間に入れておく、敷布団とマットレスの間に入れておくなど様々な方法で活用できます。
湿気を吸い込んだシートは、天日干しで乾燥させることで繰り返し使用できますので、電気代も必要なくとても経済的です。
フローリングとマットレスの間に敷いて使えるものもありますので、フローリングに布団を敷いて寝ている方はこちらを使ってみてください。
どのような活用法でも、除湿シートの上下にある布団は毎日上げて、乾燥させることが大切です。
除湿シートの中には「干す目安のサイン」がついているものが多く、「目印の色が変わったら干してください」となっていますが、出来るだけ毎日乾燥させた方がいいでしょう。
天気のいい日には、布団と一緒に除湿シートも干してあげてください。
布団のカビ対策ですのこの活用法
最後に、布団のカビ対策として最もポピュラーなすのこの活用法についてご紹介します。
すのこは布団とフローリングの間に隙間を作り、通気性を良くすることで結露による湿気を防いでくれる優れものです。
しかし、使用法を誤ると今度はすのこにカビが生えてしまうことがあるので注意しましょう。
すのこを敷いているからと言って、安心して布団を敷きっぱなしにするのはやましょう。
布団はこまめに上げて、すのこも布団もよく干すようにして下さい。
おすすめは、「すのこが立体的になって布団を干せる」タイプのものです。
使用しないときはすのこを立てて三角形にし、その上に布団を置くだけですのこも布団も乾燥させることができます。
一番いいのは天日干しですが、天気が悪い日などはこれを活用することで布団のカビを防ぐことが出来るでしょう。
まとめ
どんなカビ対策を行っても、結局毎日布団をあげて仕舞うという習慣がないとすぐに布団をカビさせてしまうことも稀でありません。
また、布団のカビははっきりと目に見える前から徐々に徐々に布団を蝕んでいます。
目に見える段階まで来ると、明らかに体に悪影響となりますのですぐに布団は捨てるようにして下さい。
毎日しっかりきれいにして、布団をカビさせない習慣を身に付けるのが大切なようですね。