せっかくのお盆休み、どこかに出かけたいけれど、遠出して渋滞に巻き込まれたりするのはやはり嫌なもの。
迷っているうちに、結局どこにも出かけずに終わってしまうという方も少なくないと思います。
今回は、都内とその近郊のお盆の穴場スポットについて、観光編・温泉編・家族編の3つのテーマでご紹介ししたいと思います。
お盆の穴場スポット【観光編】
そんなに遠くに行かなくても、近場でいいトコありますよ!
等々力渓谷公園
渋谷から20分、世田谷区にある「等々力渓谷」は、世田谷区のど真ん中にありながら奥多摩のような大自然が広がる都内唯一の渓谷。
最寄り駅は、東急大井町線の等々力駅。
駅から徒歩数分で、都会のオアシスに到着です。
渓谷に沿って全長1キロメートルほどの遊歩道が敷かれ、その途中にはかき氷やあんみつなどのスイーツがおいしい甘味処「雪月花」があります。
全身にマイナスイオンを浴びながらスイーツを食べたりのんびりピクニックするなんて、なかなか贅沢な時間の使い方ではないでしょうか。
東京タワー水族館
お盆の時期、人が少なくなる都心にある穴場スポット。
エアコンの効いた室内でのアクティビティなので、炎天下の屋外にくらべ体に優しいのもポイントです。
東京タワーの脚の間に建設された商業施設「東京タワーフットタウン」内にあり、250坪の館内には、900種類の観賞魚50,000匹が飼育されています。
スカイツリーに観光客が流れたことに加え、都内近郊には大型の水族館がいくつもあるため、お盆の時期は信じられないぐらい空いています。
タイミングによっては、貸切状態になることも。
お盆の穴場スポット【温泉編】
冬の温泉ももちろん良いですが、今年のお盆はゆっくりと温泉に浸かって夏場の疲れを吹き飛ばして下さい!
七沢温泉
都内近郊の隠れた温泉地、神奈川県厚木市の奥座敷に位置する温泉。
6軒の温泉宿が存在し、それぞれ日帰り入浴も受け付けています。
付近には広沢寺温泉やかぶと湯温泉などの小規模な温泉地が点在していることから、これらを総称して「七沢温泉郷」とも呼ばれています。
泉質はPH9以上の高アルカリ泉で、ぬるぬるの美肌の湯が楽しめます。
深大寺温泉
東京都調布市、神代植物公園から1キロほど南に進むと、閑静な住宅街の中に日帰り温泉「深大寺天然温泉 湯守の里」があります。
泉質は、南関東に多く見られる黒湯で、男湯に洞窟風呂と女湯には高見檜風呂を有します。
もともとはオーナーの私邸だった敷地で、本物の土蔵や鬱蒼とした樹木がそのままに残されており、日帰り温泉としては非常に趣のある造りとなっています。
みなとみらい万葉倶楽部
横浜みなとみらい21のシンボル「コスモロック21」の真正面にそびえる、8階建ての温泉施設。
一応天然温泉の施設ですが、湧出地は熱海と湯河原で、日に3回20tのタンクローリーで新鮮な源泉が運び込まれています。
大浴場から眺める横浜の絶景は、いやし効果バツグン!
男女合計2,000人がくつろげる館内には、休憩スペースの他食事処やエステ、和洋とカプセルタイプの宿泊施設も併設しています。
お盆の穴場スポット【子連れ編】
最近のご家庭は共働きが当たり前になり、お父さんもお母さんもなかなかゆっくりお子様とお出かけする機会が減っている様子。
お子様が夏休みの作文で自慢できる、素敵な思い出を作って下さいね!
よこはまコスモワールド
横浜市中区みなとみらい地区にある都市型遊園地で、何と入園料無料!
もとは1989年の横浜博覧会で、大観覧車コスモロック21とともに出展されていた施設の一つでした。
ワンダーアミューズ・ゾーンとブラーノストリート・ゾーン、キッズカーニバル・ゾーンの3つのゾーンで構成されています。
コスモロック21の他にも世界初の水中突入型ジェットコースター「バニッシュ」や、マイナス30度の寒さが体感できる「アイスワールド」などの約30種類のアトラクションが楽しめます。
木村ぶどう園
なんと、東京23区で果物のもぎ取りができるスポットがあります!
世田谷区野毛の閑静な住宅街の一画にたたずむ木村ぶどう園では、ぶどうや梨、いちごなど季節の果物のもぎとりが随時開催。
お盆の時期はぶどう狩りのシーズンにあたります。
最寄り駅は、東急大井町線上野毛駅か等々力駅。
園内では、果物のもぎ取りのほか園内で栽培された野菜を使った手作りピザ体験や、烏骨鶏の卵の販売なども行われています。
東京都水の科学館
東京都江東区有明にある、東京都水道局が運営する水のテーマパーク。
話題のプロジェクションマッピングを用いた給水所見学ツアーや、水の性質を利用した装置など、さまざまな体験学習のためのアトラクションが用意されており、入場料は無料。
子供はゲーム感覚で、大人はじっくり資料を読んで周って、楽しく飲水に関する知見を広げることができる施設です。
まとめ
東京近郊のお盆の穴場スポット、いかがでしたか?
普段は混雑する都心の人気スポットも、お盆期間中は意外と空いていたりする場合もあるので、あえてそういった場所に狙いをつけて周ってみるというのも一つの手です。
今年のお盆は、近場で優雅な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?