PR

初詣のやり方をイチからおさらい!神社とお寺ごとの違いも徹底解説!

年中行事
スポンサーリンク

初詣に行くなら、神社にお参りしますか?それともお寺にお参りしますか?
実はそれにより、若干お参りの作法が違うようです。

現代ではそれほで厳格には行われない、初詣の所作。
それでも正しいやり方を知っていると、いざという時に役に立つことでしょう。

今回は、初詣の作法を神社とお寺に分けて解説いたします。
併せておみくじの作法まで紹介しますので、この機会に是非覚えておいて下さいね。

スポンサーリンク

初詣はいつからいつまでに行けばいい?

初詣は、年の初めに氏神様という地域を守護する神様へ挨拶に行き、感謝と新年のお願いをするものです。
ですので、1年の最初の日の元日に行くことが、最適なタイミングといえます。
また時間帯は、元旦にお雑煮を頂いてから寺社へ行くことがベストです。

しかし、現代では元日の寺社の混雑を避けて、それ以外の日にちや時間帯に初詣をするパターンが増えています。

初詣は、少なくとも三が日までに済ませておきたいですが、最近では松の内までならば大丈夫という考え方が一般化してきました。
この松の内というのは、1月7日のお正月飾りをしまう日のことで、関西などの一部の地方では15日とされているところもあります。
お住まいの地域の松の内はいつなのか、調べてみてくださいね。

[getpost id=”1249″]

初詣の作法【神社編】

さて、ここからは初詣の神社の作法を見ていきましょう。

鳥居の前で一礼

まず、神社に入る前には一礼を鳥居の前で行ってくださいね。
鳥居は、神様と人間の世界の境界です。
神聖な場所にお邪魔するわけですから、粛々とした気持ちで鳥居をくぐります。

参道は端を歩く

参道の真ん中は神様のための道なので、人間の私たちは端っこを通ります。

身を清める

神様にご挨拶をする前には、「手水舎(てみずしゃ)」と呼ばれるところで手と口を清めましょう。

清め方は、柄杓を右手で持ち左手をまず清めることから始めます。
次に柄杓を持ち替え右手を清め、また柄杓を持ち替え左の手に水を貯めて、それで口をすすぎます。
最後に左手に水をかけて、柄杓を元の場所に戻します。

参拝

さあ、ここまで来たらいよいよ参拝です。

お賽銭をそっとお賽銭箱に入れ、鐘を鳴らしましょう。

神社の参拝方法は、「二拝二拍手一礼(二拝二拍手一拝)」です。

まず軽くおじぎをしたあと、深々とおじぎをします。(二拝)
次に、パンパンと2回拍手をします。(二拍手)

この時、両手はピッタリと合わせずに右手を少し下にずらしてくださいね。
その後しっかりと手を合わせて、お祈りをします。

そして、最後に一度おじぎをしましょう。(一礼)

 

手のひらを合わせることは、神様と人間が一体になるという意味があります。
ですので、神様と一体となる前のお招きする意味を持つ拍手のときは、わざと手のひらを合わせません。

そしてお祈りをする時には、神様の力を分けて頂くために手をピッタリと合わせるんですよ。

帰る時

最後に神社を出るときは、やはり参道の端をとおります。

鳥居をくぐり終わったら体の向きを変えて、神社に軽く一礼をすることもお忘れなく。
[dgad]

初詣の作法【お寺編】

それでは次に、お寺に初詣に行く場合の作法を見ていきましょう。

山門をくぐる

まず、お寺の入口である山門(さんもん)も、仏様と人間の世界を分ける境界になります。
この門の前で合掌・一礼し、神聖な世界にお邪魔させていただくという改まった気持ちでくぐりましょう。
この時、敷居を踏まずに男性は左足、女性は右足から入ってくださいね。

参道

神社と違って、お寺の参道は真ん中を歩きましょう。

身を清める

そして仏様への参拝前には、手水舎で体と心を清めます。
手順は神社と同じ清め方で大丈夫ですよ。

参拝

さて、いよいよ参拝です。

お線香を焚く場所がある場合、献香をしましょう。
仏様は、お線香の香りが好きなんですよ。

お賽銭は、神社と同様にそっとお賽銭箱に入れましょう。
鐘などある場合は鳴らし、胸の前で合掌・しっかりと一礼をします。

お願い事は、合掌のタイミングで行います。
また数珠がある場合は、手にかけておくといいですね。

 

お寺の初詣の時に、うっかりやりがちな間違いがあります。
神社の参拝時のような拍手は、お寺の参拝ではありません。
このことをしっかりと頭に入れてから、参拝してくださいね。

そして、最後にしっかり一礼しましょう。

帰る時

参道の真ん中を通り山門をくぐり抜けたら、神社の時のように体をお寺側に向き直してまた一礼をしてくださいね。

おみくじの作法について

初詣でお参り以外に欠かせないものは、おみくじですよね。
私も毎年おみくじをします。

このおみくじにも、作法があるって知っていましたか?

まず、おみくじを引く前に初詣をし、本殿の神様に挨拶をきちんと行いましょう。
そのあとにおみくじを引きに行ってくださいね。

一般的にはおみくじは神社の木に結んでおくものとされていますが、大吉でも凶でもどんな結果でも持ち帰っても構いません。
私は良い結果の場合は持ち帰ってお守り替わりに持ち歩いていますが、その他神棚に飾って置くことも良いんですよ。
おみくじを処理する場合、お守りのように神社でお焚き上げをしてもらってくださいね。

境内に結んで帰る場合、もしあれば神社がおみくじ用に用意しているところに結んでおきましょう。
それがない場合は、樹木を傷つけないように生木を避けることが作法とされています。

まとめ

初詣は、神社かお寺どちらに行けばいいか迷われる方もいるんじゃないでしょうか?
この参拝は、地域の守り神様や仏様への新年の挨拶という意味があるものなので、どちらでも大丈夫なんですよ。

ご自身のフィーリングに合う方に、お参りに行ってくださいね。